2015 年 8 月 7 日 金曜日
ブラウザなど、あわせて実行したアプリケーションのフォント描画が美しくなるソフト・「gdi++」。
たとえばIEをgdi++を使って実行すると、Windowsの文字描画を担当する「gdi32.dl」の動作を横取りし、gdi32に送られたリクエストをgdi++が担当、IEで表示されるWebページのフォントが滑らかに表示される。
これは通常のスクリーンショット。
gdi++を使って実行したIEのスクリーンショット。
Windows独特のカクカクした描画はされていませんね。これで明朝にすれば完璧だ…。と思ったのですが、明朝だとやや薄くなる感じ。こういうものなのでしょうか。
いちおう、gdi++.iniで表示設定を編集する事が出来ます。Qualityは表示品質、Weightは文字の太さ。
利用方法は簡単。インストール不要で使いたい時だけ使えます。一度これを使って実行すると今後も表示が変わるというわけではありませんので、気に入らなければgdiを通して実行しなければ良いだけ。
1.gdi++からダウンロードページへアクセスし、最新版のzipファイルをダウンロード。解凍します。
2.フォント描画をなめらかにしたいアプリケーション(ここではIE)をgdi++.exeにドラッグ&ドロップ。
IE7が自動実行。全てのフォントが滑らかに表示されます。(クリックで拡大)
MacテーマにしたFirefoxで実行。(クリックで拡大)
ブラウザを閉じて、次にgdi++を通さずに実行すると、普段通りのカクカク描画に戻れます。
Sleipnir、Firefoxともに特に問題なく動作しました。
[ダウンロード]
・ gdi++.dll
[関連サイト]
・ 窓の杜 – 【NEWS】指定したアプリ上であらゆるフォントの描画をなめらかにする「gdi++.dll」
・ どんなツールでもフォントをキレイにして実行する「gdi++.dll」 :にゅーあきばどっとこむ
・ gdi++.dll::[ システム関連 ]フォント
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