2013 年 10 月 12 日 土曜日
ドキュメント”xxx”を前回開いた時に重大なエラーが発生しました。
ドキュメント”xxx”を前回開いた時に重大なエラーが発生しました。
このドキュメントを引き続き開きますか?
ドキュメント”xxx”を前回開いた時に、このドキュメントが原因で重大なエラーが発生しました。引き続きこのドキュメントを開くか、[データの回復]をクリックしてデータを回復します。[データの回復]をクリックすると、ドキュメントからテキストは抽出されますが、すべての書式と図式は失われます。
開こうとしているファイルが「使用できないアイテム」一覧に登録されているため。
「使用できないアイテム」とは、ブラックリスト機能のようなもので、あるファイルが原因でExcelやWordが何度も予期せず終了(クラッシュ)したり、重大なエラーが発生した場合に、そのファイルは「使用できないアイテム」リストに追加される。こうすることにより、Officeが不安定になることを未然に防いでいる
対処法1:コピーをとる
コピーがとれるのであれば、何らかの対処法を実行する前に、ファイルのコピーをとっておく。また、コピー先ファイルが正常に開く場合は、原本を削除して、複製を利用する。
対処法2:使用できないアイテム一覧から削除する
ファイル自体に問題がある際は、根本的な解決にはならないかもしれないが、使用できないアイテム一覧からファイルを削除することにより、再びファイルを開くことができる可能性がある。
対処法3:エラーメッセージで「はい(引き続き開く)」を選択してしまう
まず、ExcelまたはWordで保存していないすべてのファイルを保存し、終了しておく。ファイルに問題がある場合、ファイルが開かれたタイミングで予期せぬ問題が発生し、開かれているすべてのExcel、Wordファイルが強制終了してしまう可能性がある。
「はい」を選択してファイルを正常に開くことができた場合は、内容が破損、欠落していないか確認する。保存せずに終了すると、もう一度ファイルを開いた際に同じメッセージが表示される可能性があるので、ファイルを保存しておく(念のため別名で保存が望ましい)。
「はい」を選択しても真っ白な画面が表示されるだけの場合は、ファイルが破損している可能性がある。
Office製品以外で開くことにより、正常にファイルを開くことができる可能性がある。OpenOfficeで開いてみたり、Google Docsにアップロードしてみても良いかもしれない。
対処法4:破損したブックを回復する
以上の方法をとっても開くことができない場合は、ファイル自体が破損している可能性が高い。[XL2003] Excel 2002 および Excel 2003 で、破損したブックのデータを回復する方法を参考に、破損したブックを修復する必要がある。
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