2012 年 4 月 5 日 木曜日
この記事ではGoogle Apps Scriptで作成したUiをGoogle Sitesに貼り付ける方法を説明しています。
サイトに貼り付けたスクリプトは必ずスクリプトガジェットを貼り付けたユーザー、つまりあなたの権限で実行される。
例えば、新着メールを表示するAppsスクリプトガジェットを作成し、サイトに貼り付けたとする。そのページにアクセスすると、アクセスしたユーザーの新着メールではなく、ガジェットを貼り付けたユーザーのメールが表示されることになるので注意。
ここでは「Hello Google Apps Script」というページを作成している。
「その他」から「サイトを管理」、またはキーボードg+m
サイトにこれから作成するGUI(Google Apps Scriptガジェット)を貼り付けるには、doGet()関数を定義する必要がある。doGet()関数はHTTP GETでサービスとして公開されたスクリプトにアクセスした場合に、暗黙的に呼び出されるコードで、サイトにスクリプトを貼り付ける場合や、スプレッドシートをサービスとして公開する場合には必ず定義する必要がある。
スクリプト新規作成時に自動生成される「myFunction」は削除しても構わない。以下のサンプルスクリプトは、画面に「Hello Google Apps Script」と表示する。
function doGet() {
var app = UiApp.createApplication();
var label = app.createLabel('Hello Google Apps Script');
app.add(label);
return app;
}
行2: Uiインスタンスを生成している。
行3: ラベルを作成している。
行4: Uiインスタンスにラベルを追加している。
行5: Uiインスタンスをレスポンスとして画面に表示する。
スクリプトの名称は後でサイトに貼り付ける際などに、どのスクリプトを貼り付けるか識別するためのものなので、分かりやすいものにする。日本語でもOK。
ページを編集モードに切り替える。
さきほど作成した「はじめてのUi」を選択し、「選択」ボタンをクリックする。
保存後、ページを確認する。
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