[対処法] 505 HTTP version not supported

2013 年 10 月 13 日 日曜日

505 HTTP version not supported

エラー 501/505 – 未実装または未サポート

原因

HTTPエラーコードの1つ。クライアント(おもにWebブラウザ)からサーバに送信されたHTTPプロトコルのバージョンを、サーバがサポートしていない場合に発生する。

HTTPプロトコルのバージョンは0.9、1.0、1.1が存在し、最新のプロトコルは1.1。たとえばWebブラウザが送信したバージョンが1.1でこのエラーメッセージが表示された場合、サーバがサポートしているバージョンは0.9もしくは1.0ということになる。

対処法

HTTPヘッダーの確認サイトで、当該エラーが発生したWebページのURIを入力し、レスポンスヘッダーを確認する。

HTTPヘッダーの確認

まずは、サーバがHTTP1.1をサポートしているか確認する。

正常なレスポンスがあった場合

正常なレスポンスがあったということは、サーバはHTTP1.1によるリクエストをサポートしているため、クライアント側に問題がある可能性がある。

クライアントを最新にアップデートする
クライアントがWebブラウザであれば、Webブラウザを最新バージョンにアップデートする。その他のクライアントでも、アップデートが可能であれば最新にする。
HTTPプロトコルを制御する
インターネットエクスプローラでHTTPプロトコルのバージョンを制御することができる。エラー メッセージ : エラー 501/505 – 未実装または未サポートの解決方法の手順で「HTTP 1.1 を使用する」にチェックを入れ、HTTP1.1でリクエストする。

サーバがHTTP1.1をサポートしていなかった場合

正常なレスポンスが無かった場合、サーバがHTTP1.1をサポートしていない可能性がある。クライアントができる対処は以下の通り。

HTTPプロトコルを制御する
インターネットエクスプローラでHTTPプロトコルのバージョンを制御することができる。エラー メッセージ : エラー 501/505 – 未実装または未サポートの解決方法の手順で「HTTP 1.1 を使用する」のチェックを外してリクエストする。
Webアーカイブサイトでページを閲覧する
Wayback Machineでアクセスする。このサイトはあらゆるWebページをアーカイブするサービスだが、たとえ接続先のサーバがHTTP1.1をサポートしていなくとも、このサイトにより複製されたページはHTTP1.1をサポートしているので、アーカイブされていれば閲覧できるはずだ。

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