恐怖!パケット定額未契約状態でパケ死しないために設定すべきこと

2013 年 3 月 10 日 日曜日

Wi-Fi通信をメインにしたり、そもそもメールだけの利用を想定していたりして、節約のためにパケット定額プランに加入しない場合。設定でモバイルデータ通信を無効にしてLTE/3GをOFFにする方法が一般的だと思いますが、恐ろしいのはいつの間にかパケット通信がONになっていて、いわゆる「パケ死(=高額請求が来て支払いが困難になること)」することです。

モバイルデータ通信を無効にするだけでは安心できません。

例えば、子どもにスマホを貸して、少し目を離した隙にONにしているかもしれませんし、「行儀の悪いアプリ」がモバイルデータ通信をONにしてしまうことも考えられます。

その状態で、数分Webサイトや動画を閲覧しただけで、数千、数万、数百万・・の請求がやって来る。たった1つのスイッチがあなたの人生を握っていると考えると、恐ろしいと思いませんか?このページでは、もう一つスイッチを増やして、より確実にモバイルデータ通信を遮断する方法を紹介しています。

具体的には、モバイルネットワークの通信先を存在しないAPNに設定します。APNとはアクセスポイント名のことで、モバイルネットワークを行う際に通信する接続先のことです。通常はキャリアのAPNが選択状態になっているはずです。docomoの場合は「SPモード」にチェックが入っていました。

こうすることにより、もしもモバイルデータ通信がONになってしまっても、存在しないAPNに接続を試みて、必ず失敗しますので、通信料は発生しません。

なお、バックグラウンドデータ通信の無効化や、Wi-Fi接続でメールを送受信する方法については、このページには記述しておりません。

以下の手順はAndroid OS 4.1、キャリアはdocomoで検証しました。バージョン、キャリアが異なれば文言や手順が若干異なる場合がありますので、ご注意下さい。

1.設定画面に移動し、「ネットワーク設定」をタップ。

「無線とネットワーク」という表記になっているかもしません。

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2.「モバイルネットワーク」をタップ

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3.「アクセスポイント名」をタップ

ついでに「データ通信を有効にする」にチェックされていないことを確認しておきましょう。

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4.メニュー > 新しいAPNをタップ

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5.名前、APNを設定して保存

この2つは必須項目ですので適当な名前をつけて保存します。

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6.作成したAPNを選択

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これで設定完了です。

最終チェック

以下の3点を確認して下さい。

  • 「データ通信を有効にする」 にチェックが入っていないこと
  • 作成したでたらめなアクセスポイントが選択状態になっていること
  • 適当なWebページにアクセスして、接続に失敗すること。(Wi-FiはOFFにして確認)

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