2013 年 10 月 23 日 水曜日
このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。
このWebサイトで提示されたセキュリティ証明書は、信頼された証明機関から発行されたものではありません。
このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。
このWebページで提示されたセキュリティ証明書は、有効期限が切れているかまだ有効ではありません。
セキュリティ証明書の問題によって、詐欺や、お使いのコンピュータからサーバーに送信される情報を盗み取る意図が示唆されている場合があります。
このページを閉じて、このWebサイトの閲覧を続行しないことを推奨します。
以下のメッセージから、原因をある程度特定することができます。
ケース1
このWebサイトで提示されたセキュリティ証明書は、信頼された証明機関から発行されたものではありません。
このメッセージは、Internet Explorerでセキュリティ保護のためにSSL通信を行っているページ(多くの場合、https://から始まるURL)を閲覧する際に、そのページから「信頼できるSSLサーバ証明書」を取得できなかった場合に表示されます。
「信頼できるSSLサーバ証明書」とは、SSL通信を行っているページを閲覧しようとした時に、サーバからブラウザに送られるSSLサーバ証明書の発行元が、Internet Explorerにあらかじめ登録されている発行元のことを指します。
つまり、Internet Explorerが知らない発行元は全て信頼できない証明機関ということになります。個人サイトや企業内イントラネットサイト等で発行した自己署名証明書(俗にいうオレオレ証明書)は信頼できない証明機関として当該エラーメッセージが表示されます。
ケース2
このWebページで提示されたセキュリティ証明書は、有効期限が切れているかまだ有効ではありません。
このメッセージは、現在日時がセキュリティ証明書に設定されている有効期間外になっている場合に表示されます。
SSL証明書は通常ベリサインやグローバルサインという認証局から1年単位で購入しますが、サイト管理者がその契約更新をしなかった場合、有効期限が延長されず有効期限切れとなることがあります。
あるいは、パソコン(クライアントPC)の時刻が正しく設定されていない場合、このメッセージが表示されることがあります。
サーバ管理者がとれる対処法
自己署名証明書を設定している場合は、ユーザーを不安にさせないためにも、認証局から購入することを検討して下さい。
ユーザーがとれる対処法
httpsからはじまるどのサイトでも同じエラーが発生するかを確認しましょう。特定のサイトのみエラーが発生している場合は、そのサイトに問題がある可能性が高いです。どのサイトでも同じエラーが発生する場合は、パソコン側に問題がある可能性が高いですが、その原因は様々です。過去にセキュリティソフトの不具合によってこのエラーが発生した事例がありました。
「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります」と表示される
サーバ管理者がとれる対処法
証明書の有効期限が切れている場合は、契約更新して下さい。
ユーザーがとれる対処法
httpsからはじまるどのサイトでも同じエラーが発生するかを確認しましょう。特定のサイトのみエラーが発生している場合は、そのサイトに問題がある可能性が高いです。どのサイトでも同じエラーが発生している場合、パソコンの時刻設定を確認しましょう。時刻が正しく設定されていないと、このエラーが発生することがあります。
ケース1、ケース2ともに、問題が解決しない場合は、自己責任ですが、そのまま続行してページを閲覧することができます。信頼できるサイトだと確認できる場合のみ続行して下さい。
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