2013 年 10 月 25 日 金曜日
セキュリティの警告 リンクの自動更新が無効にされました
メッセージ中のリンクとは、外部参照のことを指します。開こうとしているExcelファイルのどこかに、他のExcelへのリンク(パス)が存在する場合に表示されます。
Excelでは他のファイルから値を参照してセルに表示する機能があり、例えば「昨年度実績.xlsx」というファイルにある実績値をExcelに表示したい時、直接値を入力するのではなくリンク先ブックから値を参照しておけば、リンク先ブックで実績値が修正された際に連動させることが可能になります。
ただし標準では自動更新が無効になっており、参照先ブックで値が変更されても、値は自動で更新されません。
推奨される手順は以下の通りです。
セキュリティの警告メッセージはリンク先の値が更新されている、更新されていないに関わらず表示されます。そのため、ユーザーは毎回上記手順で更新を確認しなければなりません。
自動更新を有効にすることで考えられるセキュリティ上の問題としては、参照先ブックに不正なコードが埋め込まれた場合、その値を参照してしまい、予期せぬ動作をする可能性があります。
参照先ブックの発行元が信頼できる場合のみ、以下の手順で自動更新を有効にして下さい。
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