2015 年 5 月 24 日 日曜日
Internet Explorer は動作を停止しました。
問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。
プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。
Internet Explorerを起動する際や、ウェブページを見ている時などに、突然「Internet Explorerは動作を停止しました」というメッセージが表示される。そのまま起動しないことや、フリーズしたり、強制終了することがある。
様々な原因によりメッセージが表示される。PCのメモリが不足していたり、Webサイトで高負荷の処理が実行されていたり、Internet Explorer自体にバグがあることや、特定のアドオンが原因となっていることもある。このように複数の可能性がある場合は、原因の特定が難しいので、いくつか対処を行い、症状が改善してから、根本原因を探すのが効率的。
PCを再起動して、もう一度停止時の動作を試してみる。Internet Explorerが正常に起動し、Webページを閲覧できた場合は、一時的にメモリが不足していたことが考えられる。
アドオンとは、Internet Explorerの機能を拡張するためのツールのこと。ブラウザの上に追加されるツールバーもアドオンの1つ。何らかのソフトウェアをインストールしたときに、ついでにインストールされることがある。
アドオンが原因でInternet Explorerの動作がおかしくなることが多い。誰でもアドオンを開発することができるし、Appleのように事前に厳格な検査が入るわけでもない。悪意のあるアドオンをインストールしてしまった場合、深刻な問題が発生することがあるし、悪意がなくとも、IEのバージョンアップにともなう仕様変更に対応できておらず、問題が発生する可能性がある。
まずは、Internet Explorerを「アドオンなし」モードで起動し、問題が再現するかどうかを確認しよう。
アドオンなしモードだと問題が発生しなかった場合は、いずれかのアドオンが原因となっている可能性が高い。その場合は、アドオンを1つ1つ削除または無効にしながら問題のアドオンを特定するか、すべて削除(または無効)してから必要なアドオンだけを再インストール(有効化)する。
以下にアドオンの削除手順を掲載する。
Internet Explorer9/10/11では、複雑な画像処理が必要なWebページの表示を高速化するために、GPUが使われている。GPUはハードウェアの名称で、画像処理をハードウェアレベルでサポートすることができるが、GPUレンダリングが上手く働かず、Internet Explorerが強制終了したり、Webページが上手く表示されなくなることがあり、高速化のためのGPUが逆に足かせとなりうる。
標準設定は「有効」になっているため、ほとんどのユーザーはGPUレンダリングモードで処理されているはずだ。このGPUレンダリングが問題となっている可能性があるので、以下の手順で、無効化を試してみる。
Internet Explorer 7 / 8 / 9 / 10 / 11
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